台風9号2020の進路予想を徹底解説!沖縄や九州上陸はいつ?

2020年の台風9号メイサークの最新進路予想をヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)や米軍台風警報センターの情報を中心に徹底解説していきます。台風がいつ沖縄や九州へ接近して上陸するのかを予想していく中で次の台風10号ハイシェンのたまごを確認しました。10号の進路予想もまとめて紹介していきます!

台風9号2020を徹底解説!米軍台風警報センター

台風9号のたまごが米軍台風警報センターの情報によると8月28日の段階で24時間以内に台風9号メイサークへ発達することが発表され、翌日の29日に台風へと発達した後は日本へ向かい北上していく予報となっています。今後の進路についてはヨーロッパ中期予報センターで詳しく紹介していきますが、台風8号が過ぎて数日もたたずに次の台風の心配をしないといけないとは、、、本当に8月9月は台風の影響が各地で心配になりますね!

※日本とアメリカの台風の数え方の違い:日本の場合は北西太平洋(下図でいうABPWのみ)で発生した台風だけに台風番号を付けるので米軍台風警報センターの数より少ないようです。(ちなみに日本で台風1号としてを数えるのは毎年1月1日以降に発生したものから)

JTWCを日本基準に合わせて確認する2ポイント!

①IMAGE TIME:▲▲(日付)/〇〇〇〇Z(時間)に+9時間を足すだけで日本時間に!

例えば23/1800Zの場合は+9時間を足すと日本時間で24日の朝3時の情報ということですね!

②台風が発生するタイミングを知らせる3種類の表示!

・【黄丸】24時間以内に台風に発達する可能性は低い
・【オレンジ丸】台風に発達する可能性が高いが24時間以上かかる
・【赤丸】24時間以内に台風に発達すると思われる

台風が発生したら(確定したら)赤い矢印で台風の位置を表示してくれます!※TY→台風 TD→熱帯低気圧(台風のたまご)

ヨーロッパ中期予報センターによる沖縄や九州上陸はいつ?

ヨーロッパ中期予報センターでは10日間先の進路予想が見ることが出来るのでいつ沖縄や九州に上陸予定なのかが予報図で確認出来ます。8月29日現在ではまだフィリピン東沖で停滞しているのを確認していますが、今後の予報では31日に沖縄へ上陸予定。2日後の9月2日に九州へ上陸が予報されています。

※予報図の色の違い=風速で、「黄色:10M」「黄緑:15M」「緑:20M」「濃い緑:25M」とされています。

31日に台風9号メイサークは沖縄に上陸してスピードを緩めながら2日間ゆっくりと北上、風速は最大で70m/sと予報されているので対策や備えはしっかりと!今年1番の勢力となる予報なので被害は甚大なものを覚悟しておいた方が良いでしょう。

9月1日沖縄全体にメイサークが猛威を振るう形になります。上陸すると台風のエネルギーである水蒸気が無いことや山や林などの障害物によってスピードが緩まるために滞在時間が長くなります。ノロノロと1日かけて沖縄を過ぎていくので早めの避難を心がけてほしいと思います。まずは命を守る行動を!

2日の予報で九州へ!同時に台風10号ハイシェンのたまごを確認!

ハナタカ情報として接近する際に台風の勢力が強くなっていくのは水深が50m~100mを台風が通過する際に台風のエネルギーとなる水蒸気が豊富にあるため風速や勢力が強く発達してしまうのですが、上陸後はエネルギー源の水蒸気が少なくなることと山や林などの障害物によって勢力は下がります。沖縄の場合は土地が小さいのでスピードが緩まる程度でまた海上へ戻ると勢力がさらに強くなる傾向があります。

台風について詳しく知りたい方は→台風について知っておきたい事5選!ずっと使えるハナタカ知識!

2日沖縄と九州の間を北上していく台風9号メイサークはピークを迎えながら九州へ差し掛かる形になっていきます。一度、海へ出たのでさらに勢力を強めながらの九州上陸が濃厚になってきました。このころに台風10号ハイシェンのたまごが小笠原諸島南部で確認できます。

3日は九州、日本海側の地域へ猛威を振るいながら北東へ進んでいきますので、日本海側や北海道も含めて暴風雨に警戒が必要になってきます。追いかけるように台風10号が発達していますので緊張感が高まる1週間になりそうです。

4日には日本海を通過して中国大陸へ進むので9号のピークは終了しますが、まだまだ台風ラッシュは続きそうです。

その後の台風10号の進路予報は?→台風10号2020のヨーロッパ進路予報!ダブル台風いつ到来?

Windy(最大瞬間風速予想)は上陸時間が細かくわかるので有能!

Windyを見てみると31日には沖縄へ上陸し、1日までゆっくりと北上しているのがわかります。その後進路を九州へ変更し2日から3日まで勢力を強めながら日本海を通過するように西日本へ甚大な被害を与えていく予報がリアルタイムで分かりますね!

台風9号が通過すると同時に2日には台風10号ハイシェンのたまごが確認でき、4日には小笠原諸島南部で台風10号と発達する可能性が高いので今後の予報を見守りましょう。

※画面の左下の再生ボタンを押すことで台風のたまごの発生タイミングや今後の風の流れ、最大瞬間風速を確認することが出来ます!画面下の0~60の数字と色で最大風速が分かりますので参考にしてください。

気象庁の発表は?(8月28日)

気象庁では8月28日の段階では台風9号のたまご(aの部分が9号のたまご)として温帯低気圧が確認されています。気象庁では台風の発生がほぼ確定してから情報として発表するのですが、現在はフィリピン沖で停滞するように台風のエネルギーを貯めているといった形です。

台風情報(全体)

気象庁で台風9号の発表!8月29日~30日の予報は?

台風9号が確認され、今後の進路予報が発表されました進路はヨーロッパ中期予報センターと同じようなルートになっており、31日~1日に沖縄へ上陸となっていますね。今後の進路や情報が分かり次第お伝えしていきたいと思います。

台風情報(全体)
<30日15時の予報>
強さ 強い
存在地域 フィリピンの東
予報円の中心 北緯 18度30分(18.5度)
東経 129度20分(129.3度)
進行方向、速さ 北 ゆっくり
中心気圧 955hPa
中心付近の最大風速 40m/s(80kt)
最大瞬間風速 60m/s(115kt)
予報円の半径 95km(50NM)
暴風警戒域 全域 230km(125NM)

引用元:気象庁ホームページ

ウェザーニュースでは台風9号の発生を予想!(8月28日)

米軍台風警報センターの情報と同じように24時間以内の台風の発生が濃厚の報道となっています!台風が発生する基準は渦の周りの風速が17m/s以上になり中心の気圧が1013hPaよりも下がることによって、台風が発生します。

※勢力の強さは下記参照
弱い 990hpa以上
並み 960~989hpa
強い 930~959hpa
猛烈 900hpa

ウェザーニュースによる今後の予報は?(8月29日)

台風9号2020の進路予想を徹底解説!沖縄や九州上陸はいつ?まとめ

今回は台風9号の進路予想を徹底解説してきました沖縄や九州への上陸は来月の1日から3日がピークのようです。5日には追いかけるように台風10号が西日本へ向かってきますので今後の予報に注意してください!

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初めまして。ありすと申します。 愛犬獅子丸が3歳半という短い人生を旅立ったことがきっかけとなり、このブログを始めました。 大好きな愛犬の一生を健康に楽しく!そして、少しでも長く一緒に過ごせるよう、有益な情報をお届けして参りたいと思っております。 どうか、このブログを通じて、よりたくさんの方が愛犬と幸せに過ごせますように!