台風9号2020のヨーロッパ進路予報!日本に最接近はいつ?

2020年台風9号メイサークが勢力を強めながら日本へ向かっています。ヨーロッパの進路予報で日本へ最も接近するタイミングがいつなのか?最も注意が必要なピークの期間、いつまで続くのか?今回はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)と米軍台風警報センター(JTWC)の情報を中心に紹介していきます。

台風9号2020のヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)進路予報!

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)によると台風9号メイサークが30日、沖縄の南部で発生して北上しているのが確認できました。台風8号バービーが日本を過ぎ去ってから数日で更に勢力を強めながら日本へ直撃していくのが分かります。

背景としては連日の猛暑によって海水温度の上昇が上がり、台風ができやすい環境が整っているのがあります。小笠原諸島南部では台風10号ハイシェンのたまごが台風になります。あくまでも予報となってますが、気圧配置や風の影響で進路は急に変化する可能性もありますので、今後どのような勢力の発達や進路を通っていくのか細心の注意を払って見守っていきたいです。

※色の違い=風速で、「黄色:10M」「黄緑:15M」「緑:20M」「濃い緑:25M」とされています。色が濃くなるにつれて勢力が強くなると考えていただければよいと思います。

30日は沖縄の南部で台風9号が発生しているのが分かります。今後の進路予報としては沖縄を直撃していくことが予想され、勢力はさらに強くなると考えておいた方が良いので対策や備えは万全にしたいです。

31日になり、勢力を強めながら北上してくるでしょう、沖縄本島に上陸しているので現地では交通障害や農作物の被害は甚大なものになってくることでしょう。間違っても海岸へ近づかないように自分の命を守る行動を!

【速報!】台風10号ハイシェンのたまごが1日に確認!

9月1日、沖縄本島をゆっくりと通過しながら九州へ進む台風9号は徐々に発達していくのが分かります。西日本への影響はこれから数日間続く予報となっているので、ピークはこれから数日間は暴風雨に警戒が必要の時期に入ってきますね。

台風10号ハイシェンのたまごが小笠原諸島南部で確認できています。今後の予報でどのような進路を通っていくのかを頭の片隅に入れておくことで次の対応がスムーズになるかもしれません。

2日の早朝より、九州、西日本へ上陸した台風9号ですが、勢力は弱まることなく日本海へ流れていくような形で進んでいくでしょう。気圧配置で行くとそのまま日本海を通り、中国大陸を抜けていくので日本海側の全域の方々は大雨や暴風、そして気温の上昇による熱中症に注意が必要になっていくと思います。

3日には日本海をなぞるように進んでいく台風9号は中国大陸を抜けるように北上していくことでしょう。3日の夜には台風のピークは脱しましたが、メイサークを追うように次の台風10号ハイシェンが出てきています。8月9月の台風ラッシュはまだまだ続くかもしれません。

4日、ヨーロッパ中期予報センターの予報では台風10号ハイシェンは沖縄南東部の海上で勢力を発達させる可能性が高く、進路予想ではメイサークと違う動きをする可能性が!まずは9号メイサークの対応が先決ですが、頭の片隅にハイシェンの存在も意識しておいた方がよいかもしれません。

今後の予報は?→台風10号2020のヨーロッパ進路予報!台風の発生日と今後の進路予報!

米軍台風警報センター(JTWC)の最新予報は?

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)と同じようにこのまま発達していけば沖縄の南部で発生した台風9号メイサークが西日本へ被害をもたらすことは確実でしょう。1日現在の情報では米軍台風警報センターでも台風10号メイサークと確認されています。

そして追うように台風10号ハイシェンのたまごが発生しています。数日もしないうちに台風に替わり日本へ向かって北上する予報なので今後の予報に注視したいですね。

日本とアメリカの台風の数え方の違い:日本の場合は北西太平洋(下図でいうABPWのみ)で発生した台風だけに台風番号を付けるので米軍台風警報センターの数より少ないようです。(ちなみに台風1号としてを数えるのは毎年1月1日以降に発生したものから)

台風8号が終わって間もないですが、勢力はとても強く発達して北上は確実のようです。台風による被害の他にも熱中症や新型コロナの感染防止など2020年の台風シーズンは気を付けることが沢山あるので息をつく暇はなさそうです。

JTWCを日本基準に合わせて確認する2ポイント!

①IMAGE TIME:▲▲(日付)/〇〇〇〇Z(時間)に+9時間を足すだけで日本時間に!

例えば23/1800Zの場合は+9時間を足すと日本時間で24日の朝3時の情報ということですね!

②台風が発生するタイミングを知らせる3種類の表示!

・【黄丸】24時間以内に台風に発達する可能性は低い
・【オレンジ丸】台風に発達する可能性が高いが24時間以上かかる
・【赤丸】24時間以内に台風に発達すると思われる

台風が発生したら(もしくは確定)赤い矢印で台風の位置を表示してくれます!※TY→台風 TD→熱帯低気圧(台風のたまご)

Windyでは台風9号メイサークと10号の時間ごとの動きが確認できる!

10日先の風の流れが確認できるWindyの予測でも30日頃から沖縄の南部で台風9号メイサークが最も接近しているのが確認できます。9号は1日~3日までは沖縄、九州に直撃する可能性が出ていますので引き続き警戒が必要です。1日には台風10号ハイシェンのたまごが追いかけるように発生しているのが確認でき、発達して6日には西日本を直撃しますので先を見越した対策が必要になってきます。

※画面の左下の再生ボタンを押すことで今後の風の流れや最大瞬間風速を確認することが出来ます!画面下の0~60の数字と色で風速が分かりますので参考にしてください。

ウェザーニュースでも台風9号メイサークの可能性を発表!(8月28日)

日本の気象庁は台風が発生した場合に正式に発表をするので、ヨーロッパ中期予報センターや米軍台風警報センターのように予報や予測を行っていません。知っている方も多いと思いますが台風の基準は雲の周りの風の強さが17m/s「1秒間に17m進む速さ」を超えたものを台風の発生としているのでそれまではあくまでも可能性と発表するにとどまるのです。

8月29日のウェザーニューズでは最大瞬間風速は70m/sに発達!

台風へと発達した台風9号メイサークは海水温度の上昇の影響により、最大瞬間風速70m/sに発達する可能性が濃厚となっています。台風が発達する理由は水蒸気!これが台風のエネルギーなので沖縄や九州に近づくにつれて勢力が強くなることは仕方がないことなのです。

詳しくはこちらから→台風について知っておきたい事5選!ずっと使えるハナタカ知識!

9月1日のウェザーニューズでは沖縄や九州西へ大荒れを予報!

沖縄や九州西への暴風雨の影響は避けられない台風9号が非常にゆっくりと北上していきます。停滞するように移動するため、雨や風による河川の氾濫や倒壊などに気を付けて生活していただきたいと思います。

気象庁でも熱帯低気圧の発表が!(8月28日12時)

28日に気象庁からも台風のたまごである熱帯低気圧の情報が発表されました。ヨーロッパ中期予報センターや米軍台風警報センターよりも通知は遅いのですが、気象庁からの発表に関しては、ほぼ台風へ発達するので確実に台風9号メイサークとなっていくことでしょう。週明けの30日には沖縄へ接近するので今後の予報に気を付けていってください。

台風情報(全体)

なので日本の気象庁よりも先の目安がわかり、対策や備えの必要性を早急に知ることが出来るヨーロッパ中期予報センターや米軍台風警報センターの予報や予測は西日本、特に台風の多い沖縄の方々には大切な情報源となっているのがわかりますね。

気象庁8月29日12時の状況と翌日30日の予報は?

フィリピン東沖で確認された台風9号メイサークはゆっくりと北上していくと気象庁では発表しています。そして気になる翌日の予報は?

台風情報(全体)
<30日12時の予報>
強さ 強い
存在地域 フィリピンの東
予報円の中心 北緯 18度20分(18.3度)
東経 129度30分(129.5度)
進行方向、速さ 北 ゆっくり
中心気圧 955hPa
中心付近の最大風速 40m/s(80kt)
最大瞬間風速 60m/s(115kt)
予報円の半径 95km(50NM)
暴風警戒域 全域 230km(125NM)

引用元:気象庁台風情報

※渦の中心の気圧(1気圧1013hpa)が下がることによって、台風が発生します。
弱い 990hpa以上
並み 960~989hpa
強い 930~959hpa
猛烈 900hpa

なので30日は台風の勢力は強い予報となっています。
※29日は985hPaだったので台風の勢力は並みでした。

気象庁9月1日12時の状況と翌日2日の予報は?

台風9号は3日には日本を抜けて朝鮮半島へ抜けていく予報となっていますが、ピークとなる2日の勢力はどのように変化していくのでしょうか?

台風情報(全体)
<02日00時の予報>
強さ 非常に強い
存在地域 東シナ海
予報円の中心 北緯 28度50分(28.8度)
東経 126度00分(126.0度)
進行方向、速さ 北 15km/h(8kt)
中心気圧 935hPa
中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
最大瞬間風速 70m/s(135kt)
予報円の半径 45km(25NM)
暴風警戒域 全域 250km(135NM)
<02日12時の予報>
強さ 非常に強い
存在地域 東シナ海
予報円の中心 北緯 30度55分(30.9度)
東経 126度35分(126.6度)
進行方向、速さ 北 20km/h(11kt)
中心気圧 935hPa
中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
最大瞬間風速 70m/s(135kt)
予報円の半径 65km(35NM)
暴風警戒域 全域 270km(145NM)

引用元:気象庁ホームページ

台風9号2020のヨーロッパ進路予報!日本に最接近はいつ?まとめ

台風9号メイサークのの進路は沖縄を北上して日本海へ進んでいくようです。4日にはピークを脱していきますが、そのあとの10号ハイシェンはたまごを形成しながら北上し、勢力を強めながら日本へ接近する形になる予報です!9号ほど勢力は強くないですが先の情報を集めて対応していただければと思います。今後も情報が分かり次第アップロードしてお伝えしていきたいと思います。

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初めまして。ありすと申します。 愛犬獅子丸が3歳半という短い人生を旅立ったことがきっかけとなり、このブログを始めました。 大好きな愛犬の一生を健康に楽しく!そして、少しでも長く一緒に過ごせるよう、有益な情報をお届けして参りたいと思っております。 どうか、このブログを通じて、よりたくさんの方が愛犬と幸せに過ごせますように!