台風8号2020の進路状況は?ヨーロッパと米軍の最新情報!

2020年の台風8号(バービー)のたまごが8月20日現在、台湾の南の位置で発生しています。台風へ発達する可能性は?日本への影響は?今後の進路状況をヨーロッパ中期予報センターと米軍台風警報センターの最新情報での予測、気象庁、ウェザーニューズ、Windyの情報もまとめて紹介していきます!

台風8号2020年の進路状況は?

2020年7月は台風0という記録が出た中で、8月の台風の数が6つ目とハイペースで発生している感覚になりますが、実は平年通りで発生数は平均的な数なんです。

7月が0個だったので今年は体感的に多く感じてしまいますよね。

台風の月別平均進路について!

フィリピンの東や沖縄の南から発生する低気圧は北上すると予想されています。台風が多くなる8月、9月は九州など西日本に進んだ後に、日本海や大陸を通過して北海道付近に進む傾向が多く、気温が高くなる要因に!

台風の後、気温が上昇する理由は?

・暖気やフェーン現象により気温が上昇

熱帯の海上で発生した台風は、西に流されながら北上します。その後、偏西風の影響により進路を変更すると、やがて日本の上空や日本の付近などを通過。そのとき台風は南から暑い空気を運んできます。この空気の影響が及ぶ地域は、気温が急上昇し、真夏日や猛暑日になることがあるのです。

また、フェーン現象の発生により、気温が上昇する場合もあります。フェーン現象とは、湿った空気が山を越えた際、熱風となる現象。

南からの暑い空気が山を越えて熱風となり吹き下りるためさらに気温は上昇します。台風通過後などで南風が強まっているとき、北陸や東北日本海側などで軒並み気温が高くなるのはこうした条件が重なっているためです。

なお、フェーン現象により発生した熱風は、非常に乾燥していることから、火災には十分注意しなければなりません。

引用元:https://topic.life-ranger.jp/column/1534/

台風8号2020年バービーたまご発生!(8月20日時点)

8月20日時点では台風8号のたまごである熱帯低気圧が確認され、台風へ発達した場合は70番目の名前「Baviバービー」がつけられます。

ベトナム語で「ベトナム北部の山の名前」という意味のようですね。

台風の進路としては現在沖縄の南にある熱帯低気圧が台風へ変わり、日本に上陸する可能性が出てくるのか?

米軍台風警報センター(JTWC)とヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)、日本の気象庁の予想を紹介していきます。

米軍台風警報センター(JTWC)の最新情報!

沖縄の南に位置している熱帯低気圧は赤色い丸で囲まれた「90W」で、現時点では24時間以内に台風になる可能性が高い予報になっています。このまま気圧が発達していくと台風になる可能性は高いので注意していきたいですね。

※台風の定義としては熱帯低気圧の風速が 17M/S を超えると「台風」とされます。

上の図の見方

【黄丸】24時間以内に台風に発達する可能性は低い
【オレンジ丸】台風に発達する可能性が高いが24時間以上かかる
【赤丸】24時間以内に台風に発達すると思われる

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の進路状況を予想!

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)では10日先までの進路状況の予想を見ることができるのでとても優秀です。

8月22日~26日までの熱帯低気圧の動きが注意するポイントのようなので紹介していきます。

台風8号のたまごと思われる黄色い丸が現れ、徐々に台風となって沖縄から九州へと向かう様子が分かると思います!

・8月22日の予想図

沖縄の南に黄色い熱帯低気圧が確認できてきています。

※色の違い=風速で、「黄色:10M」「黄緑:15M」「緑:20M」「濃い緑:25M」とされています。

・8月23日の予想図

23日には沖縄のすぐ近くまで接近しているので北上してきているのが分かります。

・8月24日の予想図

形もしっかりとしてきているので沖縄や九州では強風を感じる時間帯も多くなるでしょう。

・8月25日の予想図

風速も強く発達してきているのが分かるので25日までには台風の発表がされている予報ですね。

・8月26日の予想図

25日から26日にかけてピークが訪れる予報となっており、沖縄や九州は暴風雨に警戒が必要かもしれません。

Windyで台風8号の進路状況を予測してみると!

※画面左下の再生ボタンを押すと今後の風の流れが時間ごとに画面上に表示されていきます!

予想通りいけば週明けの24日から数日の間は熱帯低気圧の発達が確認されるので注意が必要!

日本へ向かってる台風8号の進路予想が確認できますね!

日本の気象庁の予想!

8月20日の15時の段階では熱帯低気圧の確認の報道すらない状態で台風7号のヒーゴスのみの情報となっていました。

日本の場合は台風と確認されてから発表がされるので数日遅れで気象庁のホームページで確認ができるようになります。

気象庁ホームページ

台風情報(全体)

最新のウェザーニュースでは来週の24日頃に日本へ接近の予報!

米軍台風警報センターやヨーロッパ中期予報センターでは熱帯低気圧の情報があったので、数日後には日本の気象庁でも発表があるかもしれませんね。

台風8号2020年バービーたまご発生か?日本上陸の可能性は?まとめ

台風8号の可能性として米軍台風警報センター(JTWC)ではたまごの姿を確認している状況で、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予報をみると今後は台風になる予報になっています。

ヨーロッパ中期予報センターでは沖縄・九州地方へ接近する予報になっていますので、台風の発達の可能性に注意する必要がありそうです。

上記2点の他にも日本の気象庁の最新情報をお伝えしていきたいと思います。

「令和2年7月豪雨」からの8月からの台風の本格シーズンに突入し不安もあると思いますが、台風は進路予想など変わる可能性も多いので、こまめにチェックしていきたいですね!

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ABOUTこの記事をかいた人

初めまして。ありすと申します。 愛犬獅子丸が3歳半という短い人生を旅立ったことがきっかけとなり、このブログを始めました。 大好きな愛犬の一生を健康に楽しく!そして、少しでも長く一緒に過ごせるよう、有益な情報をお届けして参りたいと思っております。 どうか、このブログを通じて、よりたくさんの方が愛犬と幸せに過ごせますように!