愛犬とのキス

こんにちは!ありすです。今回は、飼い主さんであればどなたでも、愛犬とチュっとキスするタイミングがあると思います。そのときに大事な知識について、お話します。

家族として愛犬と生活するようになると、愛犬とのキスが日常茶飯事になってきますね。私も獅子丸の鼻の上にチュっとすることが日常でした。犬も人間も、口の中にはたくさんの菌が住んでいます。これを「常在菌」と言います。犬の口の中にいる常在菌は、人間の常在菌と同様に400種類以上で、さらに犬と人間で同じ常在菌の割合は、そのわずか15%にすぎません。また、犬の常在菌は人間の皮膚の上で5時間以上存在し続けます。

大好きな愛犬とチュっとしたいときは、唇同士が軽く触れ合うくらいのキスにしましょう。間違ってでも、犬の舌が人間の口の中に入るようなことがあれば、人間の体に存在しない菌が数百万という単位で体の中に侵入してくることになりますので、注意が必要です!

また、触れ合うだけの軽いキスをするなら大丈夫だといっても、口腔内や唇などに傷があるときはキスをしないように心がけましょう。どんなに愛犬の体や住環境を清潔に保っていても、飼い主さん自身の口の周りに傷があれば、犬の口の中の常在菌がその傷口から飼い主さんの体内に侵入することになります。そうなった場合、体の中の免疫機能が働いて、傷口が化膿したり、状態が悪化したりする恐れがあります。どんなに愛犬とチュっとしたい衝動にかられても、口内炎や歯肉炎、唇に傷があるときは、愛犬とキスをするのは避けましょう!

口内炎や唇に傷がなくても、飼い主さんの体調が思わしくない場合や体力が落ちているときは、病気に感染しやすくなっています。健康なときなら、発病することは稀な病気であっても、体力が落ちていれば発病して、重症化することもあります。例えば、風邪を引いているとき、治った直後など、病中、病後で体力が落ちているときも、愛犬とのキスは我慢することが大事です。

最後に、愛犬とのキスで感染する可能性のある病気があります。「パスツレラ症」といって、犬や猫の口の中に常在する菌で、犬や猫に咬まれたり、引っ掻かれたりすることによって、感染し、発症する病気です。また、「トキソプラズマ」といって、トキソプラズマ虫という病原体によって引き起こされる感染症があります。家庭で飼われている犬からは人への感染は稀だとされていますが、食糞や散歩中拾い食いによって犬に感染すると考えられています。外で飼われている犬はより注意が必要です。

そうならないためにも、どんなに愛しくても、愛犬は「犬」という動物です。人間と動物が人間同士のように無防備にキスをすると、命を失いかねない危険がある!という大袈裟かもしれませんが、このような知識や対処法を知ることは、愛犬とともに幸せな時間を生きるために必要なことなのです。

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初めまして。ありすと申します。 愛犬獅子丸が3歳半という短い人生を旅立ったことがきっかけとなり、このブログを始めました。 大好きな愛犬の一生を健康に楽しく!そして、少しでも長く一緒に過ごせるよう、有益な情報をお届けして参りたいと思っております。 どうか、このブログを通じて、よりたくさんの方が愛犬と幸せに過ごせますように!